まめ知識 その13 「マジックテープのA面、B面、モヘア、フリーマジック」

マジックテープは通常、表面が固いA面(オス)と、表面が柔らかいB面(メス)を合わせることによりくっつけることができます。
表面には特殊な加工がされたものがたくさんありますが、基本形は以下の4つ。

A面 B面 A、B 両方
フック ループ モヘア フリー


B面はループとモヘアの2つあり、用途によって使い分けます。

・ループ
 表面の先端が丸くなっている
 フックとのくっつき強度は標準
 新品からしばらくの間はフックとのくっつき強度に変化がない

・モヘア
 表面がモサモサしている
 新品の時はフックとのくっつき強度は強力
 使い続けるうちにフックとくっつきにくくなる
 ループに比べると少し単価が高い



フリーはA面とB面が同一面にあるため、折り曲げてくっつけることが出来ます。


また、相手方がA面かB面どちらを使っているかわからない場合にも使用できます。
(ただし強度は、フックとループを組み合わせた時より劣ります)



なお、HLという表がフック(A面)、裏がループ(B面)というものもあります。
そのまま輪を作ることが出来ます。