まめ知識 その19 「ファスナーの修理の可否について」
取り付けたファスナーからスライダーが抜け落ちてしまった場合、そのファスナーの状態によって修理ができるかできないかが分かれます。
留め具が外れてしまいその結果スライダーが抜け落ちてしまった場合や、そもそもスライダーが破損してしまった場合は、
そのファスナーを修理して使うことができるかもしれません。
(全ての場合において修理可能というわけではありません)
ただし、以下の場合は修理は不可能です。
一見何の問題もなさそうに見えますが、中央部分のムシが1つ欠けています。
このようにムシが欠けてしまった場合、修理は不可能です(極一部の製品を除く)。
縫製をほどいてファスナーを交換してください。
なお、欠けた部分だけを切り取り同じファスナーの切れ端をつなぎ合わせて縫製する方法もあるようですが、
その場合ファスナーとしては途中で切れているため製品としては存在しない形になります。
開閉不良や、ファスナー・取り付け製品の破損、けがの恐れがあります。